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FOMCを控えて模様眺めに、次のテーマを探る

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 このあとのNY市場後半に米FOMC会合の結果発表およびパウエル議長会見が実施される。それまでのマーケットは模様眺めとなりそうだ。今回のFOMCでは金融政策の据え置きが想定されている。3月会合での利上げ開始がコンセンサスとなっており、声明や議長会見でのタカ派度合に市場は反応しそうだ。


 市場では、3月に0.25%の利上げを想定している。一部に0.5%の大幅利上げ観測もでていたが、現時点ではかなり少数意見だ。年内の利上げ回数については、昨年までは3回程度を織り込んでいたが、足元では4回を完全に想定しており、一部には5回の強気な見方もでてきている。市場の想定がかなり前のめりとなっているようだと、パウエル議長会見後にドル買いに調整が入る可能性がありそうだ。


 FOMC通過後の市場のリアクションが一巡したあとは、次回3月までの間は、他のテーマが台頭してくるだろう。オミクロン株やそのさらなる変異株が話題になるのか。ウクライナ情勢の緊迫化を受けた米露の動向が話題になるのか。もしくは、2月初頭の英国やECBの金融政策が話題になるのか。まずは、米早期利上げ観測を受けた、株式市場の調整の動きが落ち着くのかどうかがポイントとなりそうだ。


 この後の経済指標発表は、米MBA住宅ローン申請指数(21日までの週)米卸売在庫・速報値(12月)米新築住宅販売件数(12月)カナダ中銀政策金利など。カナダ中銀は政策金利を据え置くことが予想されている。発表後にはマックレム加中銀総裁の記者会見が予定されている。


 発言イベント関連では、米週間石油在庫統計が発表されるほか、テスラ、ボーイング、インテル、ラスベガスサンズ、AT&T、アボットラボラトリーズなどの米企業決算が発表される。



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