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リスク警戒の動きが優勢に

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 東京市場では株安債券安(利回り上昇)の動きが見られた。やや捉えにくい展開で、リスク警戒の円買いが優勢となったが、米債利回り上昇によるドル買いの動きは限定的に。ドル円は114円台後半でのもみ合いが続いた後、株安の動きが午後に加速する中でリスク警戒の円買いが強まる形でじりじりと値を落とし114円21銭前後まで。


 昨日の米株安局面ではドル買いの動きも見られたが、ユーロドルは1.1320台を中心としたもみ合いが続いており、ドル買いの動きが限定的。ただ米債利回りは上昇傾向が強く、米10年債利回りは一時1.887%台まで、2年債利回りは1.07%台を付ける動きを見せた。


 この後のロンドン市場も同様に株安の動きが広がる可能性。ここに来て米通貨先物市場でFOMCが3月に利上げするという見通しが100%に近いところまで織り込まれるなど、早期利上げ期待が拡大。市場では3月に一気に0.5%上げるのではという見方まで広がってきており、株の重石となっている。


 米主要企業決算が続く中、今日もバンクオブアメリカやモルガン・スタンレーなどの決算が予定されており、米国市場でもこの株安の勢いが続くかは不透明であるが、地合いは株安方向と見られ、リスク警戒に。ドル円は114円割れも視野に入っているが、昨日と違って落ち着いた動きとなっているユーロドルなどの動向次第の面も。



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