円高進行、米株絶好調のなかで米債利回りは低下

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 東京市場では円高が進行している。ドル円は約1ヶ月ぶりの112円台に突入。クロス円も全面安となり、ユーロ円は131円台割れから130円台に下落、ポンド円は153円台割れ、豪ドル円は83円台前半へと下押し。ただ、素直なリスク回避の円買いにはなっていないようだ。


 昨日は米株が再び買われた。好調な米企業決算を背景に、高値警戒感の動きをこなしながら相場はサポートされている。NY原油先物は不安定な動きではあるが、82ドル前後と引き続き高水準で推移している。


 ドル円に関しては、米10年債利回りに低下圧力が続いていることが重石となる面が指摘されている。先週末の米雇用統計では雇用者数が予想以上に増加、失業率は低下と表面上は好結果だった。しかし、賃金上昇加速にもかかわらず、労働参加率が伸び悩んでいる。新型コロナ禍からの経済回復にはかなりの歪みがあるようだ。人手不足が解消されない状況では、供給ボトルネックとともに米GDPの伸びに悪影響が残りそうだ。


 また、来年2月に人気を迎えるパウエルFRB議長の続投か、もしくは他の議長に変更されるのか、バイデン政権の判断が待たれている。一部報道によるとブレイナード氏が有力候補となっている。市場ではパウエル氏と大差ないとの見方や、よりハト派的だとの見方などが交錯している。


 株価や経済統計の表面上の数字には表れていないような、様々な不安要素があるようだ。クロス円が同時に下落する状況においては、ドル円の下げは円高圧力であるように見える。これまで日米金融当局のスタンスの差異、金利差拡大見通しがドル円の上昇の原動力となっていた。シナリオとしては市場が納得するものだったといえよう。ただ、短期的にはポジション蓄積が調整を促す局面とも見えるがどうか。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツ経常収支(9月)、ドイツ貿易収支(9月)、ドイツZEW景況感指数(11月)、米生産者物価指数(10月)など。


 発言イベント関連は今日も多い。レーン・フィンランド中銀総裁、パネッタECB理事、中国人民銀行易綱総裁、ナビウリナ露中銀総裁などがフィンランド中銀主催会議に参加。ラガルドECB総裁が銀行監督フォーラムで開会のあいさつ。FED・ECB・英中銀・カナダ中銀共同主催会議に、パウエルFRB議長、ベイリー英中銀総裁、シュナーベルECB理事などが参加。UBS主催イベントに、ブラード・セントルイス連銀総裁、クノット・オランダ中銀総裁などが参加。その他にも、ブロードベント英中銀副総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演イベント参加が予定されている。


 きょうは米10年債入札(390億ドル)が実施される。米主要企業決算は、コインベース、ドアダッシュ、イーストマンコダック、DRホートンなど。



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