―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

先週末はポンドが大きく値を落とした。トラス新政権が打ち出した大幅減税ヲ含む景気対策であるが、財政整合制がとれないとして、市場で赤字懸念が広がる形となって居る。一方で、物価高対応から、英中銀は次回の会合で1。00%の利上げを実施するという見通しを織り込むだけでなく、一部で1.25%利上げを期待する動きまで出てきており、こちらは景気にマイナス材料。財政と金融の政策の方向性の違いなども警戒感につながっているとみられる。
節目の1.10を割り込んで売りが加速したポンドドルは、週明けのオセアニア市場でも値を落とすなど、警戒感が継続。ユーロも景況感の悪化に、ウクライナ情勢激化、ロシアによる核攻撃行使への警戒感などがお重石となり、売りが強い。今日もこうした流れがどこまで続くのかが注目される。
対欧州通貨でのドル買いもあり、ドル円もしっかり。ただ、連休明けということで、介入警戒感が再び強まりそうで、上値をどこまで抑えるか。ドル全面高の流れ、いったん値を落としたことや上値警戒感から、一気の上昇ではなく、ある程度スピードを抑えたドル買い円売りという流れの中で、日本当局の対応が注目されるところ。地合いは堅調も、東京市場を中心に上値トライには慎重か。
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