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本日の為替、調整の動きがどこまで進むか

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 昨日節目の145円目前まで上昇したドル円。オプションがらみの売り注文を崩し切れなかったこともあり、大台を付けきれずにいったん調整が入った。もっとも流れはまだ上方向という意識が強い。


 今晩予定されているパウエル米FRB議長のケイトー研究所での金融政策に関するディスカッションでの発言次第ではドル買いの動きが優勢となる。議長は積極的な引き締め姿勢を強調してくる可能性が高く、ドル高円安の流れが継続に。


 ただ、ある程度は織り込み済み。145円に迫る動きで上昇に一服感もあり、いったん調整が入る可能性。


 ユーロはECB理事会での結果次第か。0.5%もしくは0.75%利上げで見通しが分かれている。先月末に発表されたユーロ圏消費者物価指数概算値速報の強さや、タカ派を中心としたECBメンバーの0.75%主張に、一時0.75%利上げを織り込みに行く動きも見られたが、ロシアによるノルドストリーム1無期限停止の影響でエネルギー問題への警戒感が広がっており、0.5%の利上げ見通しも残っている。


 0.5%にとどめ、今後に慎重姿勢を見せた場合は、ユーロ売りが広がる可能性。



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