―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

きょうは米国関連の注目イベントが多い。経済指標では7月米小売売上高が発表される。高インフレが消費者の購買力にどの程度の影響を及ぼしているのかが示されることに。大方の市場予想によると、前月比は+0.1%と前回の+1.0%から鈍化する見込み。コア前月比は-0.1%と前回の+1.0%から鈍化する見込み。いずれもかなりの落ち込みが示される予想となっている。
日本時間18日午前3時には米FOMC議事録が公表される。市場では直近の経済データに利上げ見通しが振り回されている。強い雇用統計に対して消費者物価指数など一連のインフレ指標は前回からの伸び鈍化が示されている。次回9月FOMC会合での利上げ観測は、市場でやや0.50%利上げが優勢。0.50%6割に対して0.75%4割程度の織り込み度となっている。FOMC議事録ではインフレ抑制に向けた強い姿勢が繰り返されるものとみらており、再び0.75%利上げ観測が高まる可能性がある。
議事録に前後してボウマンFRB理事の講演が実施される。テーマはテクノロジーと金融サービス、新型コロナと経済における女性の役割、など。金融政策に関する直接的な内容ではないが、今回は質疑応答の予定もある。来週はジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長演説が注目されるイベントとなっているが、きょうのFRB理事の講演でも聴衆から突っ込んだ質問が期待される。きょうの一連の米イベントは強弱が交錯する可能性があろう。
この後の海外市場で発表される経済指標は、香港失業率(7月)、ユーロ圏実質GDP・改定値(第2四半期)、南アフリカ小売売上高(6月)、米小売売上高(7月)、米企業在庫(6月)など。発言イベント関連では、ボウマンFRB理事の講演、米週間石油在庫統計、ターゲット、ロウズ、シスコシステムズ、アナログデバイセズなどの米企業決算など。
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