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木曜日のECB理事会を控えて様子見ムード広がりそう

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 為替市場はドル高の動きに調整が入っている。直接的には先週後半の一連の米金融当局者らが次回FOMCでの0.75%ポイント利上げを支持するとしたことが、米消費者物価指数を受けた市場での1.00%ポイント利上げ観測に冷水を浴びせかけた格好。また、木曜日には日銀とECBの金融政策発表を控えており、結果を見極めたいとして短期ポジション整理が入った面も指摘される。きょうは豪中銀議事録で今後の利上げ継続姿勢が示されており、豪ドルが買われた。相対的にドル売りとなる面もあった。


 ただ、市場が積極的にドル売りを推し進めるのかどうかは不透明。ドル円は137円台を売り込むほどの勢いはみられていない。ユーロドルの反発は1.02近辺、ポンドドルの反発は1.20台乗せまで。ドル高値水準からは200ポイント程度の調整が入っている。木曜日のECB理事会を控えて、きょうあすは売買が交錯して、明確な方向性は示されにくそうだ。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、香港失業率(6月)、ユーロ圏消費者物価指数・確報値(6月)、米住宅着工件数(6月)、住宅建築許可件数(6月)など。


 発言イベント関連では、マクルーフ・アイルランド中銀総裁、ベイリー英中銀総裁、ブレイナードFRB副議長などの講演が予定されている。ただ、FRB副議長はFOMC前のブラックアウト期間に入っており、具体的な経済・金融政策についての言及は手控えられる見込み。米主要企業決算は、ネットフリックス、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ハリバートンなど。



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