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米CPI前日に強い数字の織り込みが進むか、いったん調整か

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 明日の米消費者物価指数に市場の関心が集まっている。市場では前年比+8.8%と前回の+8.6%から一段と高い伸びを予想している。一方、食品・エネルギーを除くコア前年比は+5.8%と前回の+6.0%からは伸びが落ち着く予想。そのなかで、昨日ば米大統領報道官が「米消費者物価指数について、ガソリンと食料品を含む全体の数字が『非常に高くなる』と予想している」と述べた。発表前の発言とあって市場の憶測を生むこととなっている。


 ユーロドルの1.0000(パリティー、等価)の達成が市場のメドであっただけに、この水準を達成したあとは、いったん調整が進むのか、一段とドル高方向に突き進むのかをよくウォッチする必要があろう。ユーロドルとともにポンドドルの下落も目立っており、1.18台へと突入している。英国はいち早く利上げを開始しただけに、利上げの収めどころがそろそろ気がかりになっている。市場の関心がユーロドルからポンドドル動向に移るタイミングが近いかもしれない。


 ※執筆時点ではユーロドルの安値は1.0005レベルまでとパリティーは未達。


 いずれにせよ、明日の米消費者物価指数の発表を控えており、結果を見極めるまでは一方向への相場展開は長続きしそうもない。敏感に流れが反転するかリスクを指摘しておきたい。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツZEW景況感指数(7月)、南アフリカ製造業生産高(5月)、インド鉱工業生産(5月)など。ドイツZEW景況感指数は-40程度の数字が予想されており、前回の-28.0から一段と景況感が悪化する見込み。足元では、ロシア産ガスの供給停止が長期化するリスクが指摘されている。結果が予想よりも強含んだとしても、今後の見通しは厳しそうだ。


 発言イベント関連では、ビルロワドガロー仏中銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁、ベイリー英中銀総裁などのイベント参加が予定されている。米主要企業決算は、ペプシコが発表される予定。



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