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米株の調整は小幅にとどまり円安水準継続、ECBフォーラムと米指標に注目

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 昨日は米株の上昇に調整売りが入った。ただ、下落幅は比較的小さく、リスク警戒の動きはそれほど広がっていない。ドル円は135円台を維持、ユーロ円は143円、ポンド円は166円など先週末からは円安方向に振れた水準となっている。市場では利上げペース加速が景気後退につながることが懸念されているが、その動きは目先では一巡した感がある。この点については、引き続き米債利回りと米株動向をウォッチしてゆきたいところだ。


 きょうはECBフォーラムが注目材料。テーマは「急速に変化する世界の金融政策への挑戦」となっている。インフレに対する利上げの動きが話題の中心となる。ラガルドECB総裁、レーンECBチーフエコノミスト、エルダーソンECB理事、パネッタECB理事などECBメンバーの講演が相次ぐ。カンリフ英中銀副総裁は中銀デジタル通貨について講演を行う。


 ECBは7月理事会で0.25%ポイント、9月に0.50%ポイントの利上げの可能性を示唆している。この点については市場は十分に織り込んでいるが、その後の利上げペースについてはまだ不透明だ。今回のECBフォーラムでのタカ・ハト度合がヒントとなりそうだ。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、米卸売在庫・速報値(5月)、米S&Pケースシラー住宅価格(4月)、米住宅価格指数(4月)、米コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)など米経済指標が相次ぐ。米住宅価格の伸びは引き続き高水準にとどまる見込み。注目は消費者信頼感指数で、前回の106.4から100.0前後まで落ち込む予想となっている。予想以上の低下となった場合の、米株式市場の反応に注意したい。


 発言イベント関連では、先のECBフォーラムのほかにはデイリー・サンフランシスコ連銀総裁のインタビューなどが予定されている。米7年債入札(400億ドル)が実施される。



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