―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

今週のマーケットは近い将来の景気鈍化の可能性について神経質に反応する展開。パウエルFRB議長の議会証言でソフトランディングが困難であることが示されたことがきっかけ。直近の米FOMCでは0.75%ポイントの大幅利上げが実施された。ただ、通常ペースの0.25%ポイントからは大きくかけ離れた利上げ幅だった。インフレ制御がスムーズに行われているとは言い難い状況になっている。
次の段階として、利上げの行き過ぎが景気鈍化につながる点が懸念されている。6月に入ってから発表された米経済指標では、米雇用統計は雇用増のペースが市場予想を上回った点が評価された。一方で、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値、ニューヨーク連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀景況指数、PMI速報値などが市場予想を下回る結果となった。景気先行指数も前月比マイナスの数字が続いている。また、金利上昇を受けて住宅関連指標の鈍化も気がかりだ。
この後の海外市場では、ドイツIfo景況感指数(6月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(6月)、米新築住宅販売件数(5月)などが発表される。景気鈍化の兆候がでてくるのかどうか、市場に注目されそうだ。
発言イベント関連では、センテノ・ポルトガル中銀総裁、デコス・スペイン中銀総裁、ロウ豪中銀総裁、ブラード・セントルイス連銀総裁、デギンドスECB副総裁、ピル英中銀チーフエコノミスト、ハスケル英中銀委員、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁などの発言機会が予定されている。
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