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ドル円は振幅、朝方に下げが目立つも渡辺元財務官発言などきっかけに買い戻し

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 週明けの市場、ドル円は堅調地合いで始まった。先週金曜日にTBSが報じた日米財務相会談で協調介入が議題となり、前向きに検討してくれるトーンだったとの報道について、財務省幹部が通信社に対して匿名を条件にはっきりと否定したことが週末に報じられ、ドル円の買いを誘った。先週末終値の128円台半ば前後からやや上昇し、128円80銭台まで上値を伸ばす展開に。


 もっともここにきて強まる株高の調整を受けたリスク警戒の円買いなどもあり、その後はドル円の頭が重くなった。先週末に一時1000ドルを超える下げとなった米ダウ平均株価は、週明けの株価先物時間外市場でさらに下げる展開となり、リスク警戒の動きに。


 米債利回りの低下も見られ、米10年債利回りが先週末の2.9%台から2.85%割れまで下げる中でドル売りの動きも。


 ドル円は昼前に128円20銭台まで下落。その後はいったんもみ合いに。ロンドン勢の本格参加を前に少し買いが入る場面も128円60銭前後までの上昇にとどまった。


 ユーロ円はドル円の上昇に加え、週末のフランス大統領選決選投票で現職のマクロン大統領が事前世論調査通り勝利したことも買い材料となり、先週末終値の138円80銭前後から、朝に139円18銭前後まで上値を伸ばした。その後も高値圏推移が続いたが、ドル円の下げもあってその後は一転して値を落とし138円20銭台まで。


 フランス大統領選決選投票の結果を受けて朝はしっかりとなっていたユーロドルは1.0810台までで上値が抑えられたこともあり、その後は売りが出る流れとなって1.0760台まで。



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