―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

きょうは1月の米消費者物価指数が注目される。その結果とともに市場の反応をチェックしたいところだ。事前予想では前年比+7.2%と前回12月+7.0%から一段と伸びが加速する見込み。前回の数字も約39年半ぶりの高い上昇率だった。コア前年比の予想は+5.9%とこれも前回の+5.5%から一段と上昇する見込み。エネルギー価格の高騰に加えて、供給のボトルネックや人手不足の問題が物価上昇を根強いものとしている。
問題は、結果を受けた市場の反応だ。予想からの乖離が、上方にずれればドル買い、下方にずれればドル売りと考えるのが素直だ。注目度が高いケースでは0.1%ポイントのずれでも敏感に反応するケースがしばしばみられた。
しかし、市場の心構えが浸透しているようだと、反応薄となる可能性もある。いずれにせよ、予想との乖離次第ではあるが。
発表直後のドル相場の反応とともに、3月FOMC会合に向けた利上げ幅の織り込み度の変化にも注目したい。CMEフェドウォッチによると、昨日時点では50bp利上げが2割強、25bp利上げが8割弱となっている。米雇用統計発表時よりは50bp利上げの織り込みは低下している。
また、講演予定などはないものの、米消費者物価指数の結果についての米金融当局者のコメントが報道される可能性もあり注意しておきたい。発表は日本時間午後10時30分の予定。
その他の経済指標は、同時刻の米新規失業保険申請件数が発表される。それに先立って、トルコ失業率(12月)、南アフリカ製造業生産高(12月)などが発表される。
発言イベント関連では、デギンドスECB副総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁、レーンECBチーフエコノミスト、ベイリー英中銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。欧州委員会が経済見通しを公表する。米30年債入札(230億ドル)が実施される。コカコーラ、ペプシコ、ツイッター、タペストリー、アファーム、エクスペディアなどの決算が発表される。
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