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ユーロドルが東京市場で急落、目先の一服感につながるか

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 このところ連日のドル高相場が展開されている。米消費者物価指数の上振れで、米金融当局の早期利上げ期待が広がっていることが背景にある。そして、今日の東京昼頃にはユーロドルが突然、1.1300レベルを割り込んで、1.1260台まで急落した。ポンドドルも連れ安となって一時1.34ドル台を割り込んだ。オプション関連の取引や短期筋のストップ注文などが観測されていた。米10年債利回りが1.65%近辺まで上昇する場面があり、ドル買いを誘発したとの見方も広がっていた。


 ただ、ドル円相場は115円の大台の目前にして売買が交錯している。日米金利差拡大見通しで、マイナス金利のECBとともに日銀も緩和継続姿勢も際立っており、ドル円が115円台を試す条件は整っている。しかし、115.00近辺もしくはその手前では売り注文が控えているもようだ。


 足元ではユーロドルやポンドドルの急落の動きは一服しており、ドル円相場も114.80-90レベルでの揉み合いが続いている。超短期的にはドルの買い持ちがある程度は整理されたとみられ、目先の一服感につながる可能性もある。この後の海外市場での動向に注目したい。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、英消費者物価指数(10月)、英生産者物価指数(10月)、英小売物価指数(10月)、南アフリカ消費者物価指数(10月)ユーロ圏消費者物価指数・確報値(10月)、南アフリカ実質小売売上高(9月)、米MBA住宅ローン申請指数(12日までの週)、米住宅着工件数(10月)、米住宅建築許可件数(10月)、カナダ消費者物価指数(10月)など。


 各国の消費者物価指数発表が相次ぐ。いずれも前月からは一段とインフレ率が高まる見込みとなっている。対ドルでのポンド、ユーロ、南アランド、カナダドルなどの巻き返しにつながるのかどうか、予想値との比較でそれぞれ神経質に反応しそうだ。


 発言イベント関連では、シュナーベルECB理事、マン英中銀委員などが金融機関主催イベントに参加する。米金融当局者の発言予定が多い。ウィリアムズNY連銀総裁が財務省市場会議に出席する。ボウマンFRB理事、ウォラーFRB理事、メスター・クリーブランド連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁などが各地区連銀関連イベントに参加する。エバンス・シカゴ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁などのイベント参加も予定されている。足元のインフレ高進についての見解が注目されよう。


 その他には、米週間石油在庫統計の発表や、米20年債入札(230億ドル)などが予定されている。米主要企業決算発表は、エヌビディア、シスコシステムズ、ロウズ、ターゲットなど。



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