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FRB理事 インフレ期待に注視し必要あれば対応

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は19日、スタンフォード大学経済政策研究所での講演にて下記の考えを示した。


第3四半期のGDPは大きく鈍化も、2022年上半期には回復すると見込まれる。FRBの二大命題である雇用の最大化とインフレの安定について、大きな進歩が見られた。したがってテーパリングは間もなく開始される必要がある。


ここからの数か月がインフレが一時的なものであるかどうかの判断に重要。今年この後もインフレ率が高い水準を維持すると、2022年は単なるテーパリング実施よりもより積極的な対応が必要になる。


インフレ率の上昇は一過性のものであり、来年にはインフレ率が目標の2%に戻ると考えている。インフレ率の上昇が一過性のものとは限らないというアップサイドリスクについては、依然として大きな懸念を抱いている。


重要なことは、今回のインフレ率の上昇が将来のインフレ期待に影響を与え始めているかどうかということである。私の経済見通しによれば、テーパリング終了後すぐにリフトオフ(利上げ)が行われるとは考えていない。


インフレ率のアップサイドリスクが実現し、2022年に向けてインフレ率が2%を大幅に上回るようになれば、現在予想しているよりも早くリフトオフ(利上げ)したい。重要なのは、インフレ期待が2%を大幅かつ持続的に上回るようになるリスクがあるかどうかを私が判断すること。



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