欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円買い継続も金利先高観で下げづらい

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


5日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。米債務上限問題などへの警戒感から、株安継続なら円買いがドルを下押しする見通し。ただ、米金融正常化観測で長期金利は先高観が根強く、ドルは下げづらい展開となりそうだ。


前日のNY株式市場で債務上限問題の不透明感から大幅安となり、リスク回避的な円買いが優勢となった。ユーロ・円は129円を、ドル・円は111円をそれぞれ割り込み、地合いの悪化を反映。本日アジア市場は中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)への警戒感から日経平均株価が前日比で一時1000円近くも下げ、円買いが主要通貨を押し下げた。一方、米10年債利回りの底堅い推移でドル買いが続き、ドル・円はじり高の場面もあった。


この後の海外市場では、米連邦債務の上限をめぐる政治情勢や恒大集団のデフォルトなどへの懸念で不透明感が増幅すればリスクオフのムードが広がりやすい。そうしたなか、今晩発表のISM非製造業景況指数は前回からやや失速すると予想されるが、前週のISM製造業指数と同様堅調な内容への期待もある。また、今週末の米雇用統計も改善が見込まれ、引き締め観測により金利先高観は継続。ドルへの買いは根強く、対円でも下げづらい値動きとみる。


【今日の欧米市場の予定】

・17:00 ユーロ圏・9月サービス業PMI改定値(予想:56.3、速報値:56.3)

・17:30 英・9月サービス業PMI改定値(予想:54.6、速報値:54.6)

・18:00 ユーロ圏・8月生産者物価指数(前年比予想:+13.5%、7月:+12.1%)

・21:30 米・8月貿易収支(予想:-706億ドル、7月:-701億ドル)

・21:30 カナダ・8月貿易収支(予想:+3.3億加ドル、7月:+7.8億加ドル)

・22:45 米・9月サービス業PMI改定値(予想:54.4、速報値:54.4)

・23:00 米・9月ISM非製造業景況指数(予想:59.9、8月:61.7)

・24:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁講演

・02:15 クオールズ米FRB副議長討論会参加(労働移行)



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