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リスク警戒感の後退が円売りを誘う展開に

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 前日の海外市場で111円台に乗せたドル円。東京市場に入ってもドル高円安の流れが継続した。中国の不動産大手恒大集団の債務問題を受けた懸念が後退する形でドル買い円売りの動きに。リスク警戒感の後退が米債利回りの上昇(安全資産である米債の売却による価格の下落)を誘い、昨日に続いて米10年債利回りが1.51%前後を付ける中でドルはしっかり。


 中国の不動産問題について、中国人民銀行金融政策委員会が昨日、「不動産市場の健全な発展を守る」とした方針を表明したことも、同問題への警戒感後退を誘った。中国メディアによると中国人民銀行の金融政策委員会が不動産に言及するのは異例だとしており、当局の同問題への警戒感と対応への姿勢が示されたという見方が広がった。


 ドル円は昨日の海外市場の高値を超えて昼過ぎに111円24銭前後まで。午後に入って少し調整も111円10銭台での推移が続き、その後111円20銭前後を回復するなど、堅調地合いを維持している。


 ドル全面高の中で午前中に1.1685前後と昨日の安値に並ぶ動きを見せたユーロドルは、その後1.17台を回復。ユーロ円でのユーロ買いなどが支えとなった。



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