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週明けは米市場休場で材料難、ECB理事会は木曜日

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

 週明けの日本株やアジア株は全般に堅調に取引を開始した。先週末の米雇用統計は雇用増のペースが鈍化する一方で、失業率は低下、賃金は上昇となっていた。まちまちの内容に市場ではひとまず調整の動きが入っていたようだ。ただ、米金融当局の早期テーパリング開始にややブレーキがかかるとの期待は残っているようだ。


 東京市場ではややドル買いの動きが入っているが、先週末のドル売りの調整の域をでていない。ドル円は109円台後半、ユーロドルは1.18台後半での推移にとどまっている。クロス円は株高の割にはやや上値が重い。ユーロ円は130円台前半、ポンド円は152円付近、豪ドル円は81円台後半での推移。豪ドルの上値が重くなっており、原油先物安の影響があるようだ。


 ここまでのところ、どうも為替市場の値動きがはっきりしない。きょうは米国とカナダがレーバーデーのため休場となる。株式や債券市場取引などの手掛かりに欠けていることが為替市場の動意薄にも影響しているのだろう。今週は木曜日に注目のECB理事会の結果発表があるが、週明けの段階では思惑などによるポジション形成はまだやりにくいようだ。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、8月の英建設業PMIが発表される程度で注目材料には乏しい。発言イベント関連では、新たにMPC委員に就任したキャサリン・マン英中銀委員がパネル討論会に出席する予定。



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