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月末は様子見に

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 きょうはクロス円主導で円安の動きが優勢になっている。前日のNY株式市場で、ナスダック指数が最高値を更新するなど良好なリスク動向が反映されている。NY原油先物も69ドル台を回復した。


 ただ、今日発表された8月の中国製造業PMIが5カ月連続の低下となり、水準も50.1と景況感判断の分岐点である50近辺となった。新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が、先行きへの不透明感となっている。また、半導体製造が世界需要に追い付かず、製造業のボトルネックとなっている点や、資源価格の上昇など問題も多い状況だ。


 先週末のパウエルFRB議長のジャクソンホール演説が予想よりも慎重姿勢だと受け止められたことで、米株は堅調に推移しているが、ファンダメンタルズ面の不均一さは看過できない状況となっている。経済にひずみが出てこないように財政・金融政策のかじ取りが一層求められている。


 きょうは、月末とあってロンドンフィキシングなどで実需フローが大きく出てくる可能性がある。経済指標発表は多いものの、フロー主導で相場がかく乱される局面もありそうだ。ここは、様子見としたほうがよさそうだ。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、フランスGDP・確報値(第2四半期)、ドイツ雇用統計(8月)、ユーロ圏消費者物価指数・速報値(8月)、香港小売売上高指数(7月)、インドGDP(第2四半期)、ブラジル失業率(6月)、南アフリカ貿易収支(7月)、カナダGDP(6月・第2四半期)、米S&Pケースシラー住宅価格(6月)、米FHFA住宅価格指数(6月・第2四半期)、米シカゴ購買部協会景気指数(8月)、 米コンファレンスボード消費者信頼感指数(8月)など。


 発言イベント関連では、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、クノット・オランダ中銀総裁、レーンECBチーフエコノミストフローデン・スウェーデン中銀副総裁、などが経済イベントに参加する予定。



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