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パウエル議長講演を受けたドル売りは続くのか

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 週明けは、先週末のドル下落を受けたドル安水準で取引されている。ドル円は109円台後半、ユーロドルは1.18台乗せ水準、ポンドドルは1.37台後半、豪ドル/ドルは0.73台乗せ水準など。ただ、一段のドル安進行がみられる通貨ペアは限定的。米株先物の時間外取引は、先週末の水準から一進一退となっている。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、スイスKOF先行指数(8月)、ユーロ圏消費者信頼感・確報値(8月)、ユーロ圏景況感(8月)、ドイツ消費者物価指数・速報値(8月)、米中古住宅販売成約指数(7月)、カナダ経常収支(第2四半期)など。強いインパクトを与えそうな経済指標発表はみられず。


 きょうは、主要な金融当局者らのイベント講演予定はない。英国とトルコが祝日のため両国の多くの金融市場が休場となる。この後に始まる欧州市場は、市場参加者が限定されることから、動意薄の展開が想定される。


 週末の米雇用統計が注目されるが、きょうあすは月末関連フローが交錯する。したがって、週前半は雇用統計をにらんだ事前のポジション形成は困難を伴うものとなろう。ちなみに、現時点では米雇用統計の予想はまちまち。雇用者数の伸びがやや鈍る予想となる一方で、失業率は一段と低下する予想になっている。


 この後の米欧市場では、先週末のパウエル議長講演を受けたドル売りが継続するのか、あるいは調整が入るのか、市場の自律的、内部的な要因で動くこととなりそうだ。



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