―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

今週のドル円は週序盤に売りが強まり109円割れを試すかにも思われた。先週末のミシガン大消費者信頼感指数が衝撃的な弱さになったことをきかっけに戻り売りが強まり、その流れが週初にも出た格好だ。デルタ株の感染が拡大しており、米国では一部の機関でワクチン接種を条件に取扱を行うなど緩やかな制限が導入され始めている。マスク着用義務も再導入する動きもあるようだ。それに加えて中国経済の減速の兆候やアフガニスタン問題なども重なり、若干リスク回避的な雰囲気が漂い始めている。
それでも市場はFRBは資産購入ペース縮小を開始するとみている。今週発表になったFOMC議事録を見た限りにおいては、FOMCメンバーの間で意見が分かれているようだが、資産購入ペース縮小の方向に傾いているのは間違いないようだ。
その意味では来週の26ー28日にワイオミング州ジャクソンホールで開催されるFRBの年次シンポジウムは重要イベントとなる。パウエルFRB議長が講演で、どういったシナリオの可能性を示唆するのか注目となろう。市場ではドル高が期待されているが、内容次第ではドル円が下値を試す可能性も捨てきれない。
確率的には今週のリスク回避の雰囲気にもかかわらず、下値期待が更に強まった雰囲気はない。109円と112円に着目すると、8月末までに109円に到達する確率は前週の61.7%から33.9%に逆に低下している。8月末までの残存日数が少なくなっていることもあるが、112円の確率は0.7%と、ほぼ無いとみているようだ。
9月末までを見ると、109円に到達する確率は前週の78.5%から68.0%に若干低下した。依然として高水準ではあるが、前週からは低下している。112円もやや低下。
「下値期待は高いが、109円割れは何とも言えない」との印象だ。
◆来週以降8月31日までに各ポイントを1度でも付ける確率
()は先週末
114円: 0.0%( 1.3%)
113円: 0.0%( 0.4%)
112円: 0.7%( 3.9%)
109.78円(週末終値)
109円:33.9%(61.7%)
108円: 2.9%(17.3%)
107円: 0.1%( 2.5%)
◆来週以降9月30日までに各ポイントを1度でも付ける確率
()は先週末
114円: 2.6%( 3.8%)
113円: 8.8%(10.6%)
112円:23.7%(24.9%)
109.78円(週末終値)
109円:68.0%(78.5%)
108円:34.5%(45.6%)
107円:13.8%(22.1%)
※ドル円のオプション取引から算出
【各通貨ペアのトレンド】
()は前週
◆ドル円(USD/JPY)
中期 中立継続
短期 ↑↑(↑)
◆ユーロ円(EUR/JPY)
中期 下げトレンド継続
短期 ↓↓↓(↓↓)
◆ポンド円(GBP/JPY)
中期 下から中立へトレンド変化
短期 →(↑↑)
◆豪ドル円(AUD/JPY)
中期 下げトレンド継続
短期 ↓↓(→)
◆ユーロドル(EUR/USD)
中期 下げトレンド継続
短期 ↓↓(↓)
◆ポンドドル(GBP/USD)
中期 中立継続
短期 ↓↓(→)
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