―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

昨日の米FOMC議事録を通過して、ドル相場が再び堅調な動きをみせている。議事録では早期債券購入ペース縮小についての決定打は出なかったが、それを否定するほどのハト派色もみられず、期待は来週のジャクソンホール会合につなげられた形となったようだ。
先週末の8月ミシガン大学消費者信頼感指数が弱い結果だったことを受けて、ドル売りが強まったが、今週はドルが戻り歩調となっている。今週もNY連銀製造業景気指数、米小売売上高など前回からは弱含む指標が相次いだが、それらをこなしてドル買いが進行している。出口戦略期待は根強いようだ。
きょうは8月フィラデルフィア連銀景況指数、前週分の新規失業保険申請件数、7月景気先行指数などが発表される。フィラデルフィア連銀指数は23.1と予想されており、前回7月の21.9から上昇することが見込まれている。景気先行指数は前月比+0.7%と6月並み水準の予想。新規失業保険申請件数は週次の数字で振れやすいが、今回の予想は36.4万件と前回の37.5万件から低下する見込み。景況感指標とともに雇用指標も改善すれば、一段とテーパリングに向けた思惑が高まりそうだ。
この後に発表される経済指標は、上記のほかにはユーロ圏経常収支(6月)、香港消費者物価指数(7月)など。主要な金融当局者の講演イベント予定はなし。米主要企業決算は、アプライドマテリアルズ、コールズ、メーシーズ、タペストリーなど。
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