パウエル議長の議会証言にらむ展開に

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 週末にかけて大きく値を落とした米株式市場は、週明け月曜日の市場で大きく反発し、市場のリスク警戒感が後退する展開となった。月曜日の市場では売りが優勢となったアジア株式市場も火曜日の市場で買い戻しが入っており、世界的な株安が一服する展開に。


 先週末の米株安を誘ったFOMCのタカ派シフトに関しては、パウエル議長の姿勢が注目されるところとなっている。今晩午前3時に予定されている下院特別小委員会での議長による議会証言がポイントとなりそう。


 議会証言までは米株式市場動向などをにらみつつ、ややリスク選好の動きに。週末から週明けアジア市場にかけてのリスク警戒感からのドル買い円買いの動きに対する行き過ぎ感もあり、円売りが入りやすい流れとなっているが、議会証言前にここから積極的な円売りも入りにくい。ドル円は下値しっかり感が強まるも、110円台後半の買いには慎重か。


 ユーロ円も下値はしっかりも132円にかけては売りが出る流れか。


 議会証言で議長はこれまでの慎重な姿勢を維持してくると見込まれている。ただ、議会側も物価上昇に対する警戒感を有していると見られるだけに、質疑応答も厳しいものとなりそう。これまでの慎重姿勢から、物価上昇対応もあってテーパリング開始に向けた前向きな言及が引き出されるようなことがあると、株安の動きが一気に強まる可能性がありそう。