リスク警戒感の台頭に注意、米タカ派転換や米中関係悪化などで

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 今週は米FOMCをめぐる動きが中心となっている。予想以上にFOMCメンバーの金利見通しが早期利上げに傾いたことを受けて、債券利回り急上昇、ドル高とともに株式市場が圧迫されている。加えて、G7では米国を軸として中国への対抗姿勢が強まっている。足元では米連邦通信委員会が17日に、ファーウェイなど中国企業5社の製品の禁止を提案したとも報じられている。週末のタイミングでもあり、市場に調整の動きが広がりやすく注意が必要となりそうだ。


 為替市場ではドル高と円高が共存している。ドル円は110円台前半に反落しており、米FOMC後の上昇を戻しつつある。その他主要通貨はドル高圧力に押されており、クロス円も軟調だ。ドル指数は4月以降の下降トレンドから完全に反転しており、今日は4月13日以来の高水準になっている。しばらくは、ドル高と円高の進行の落ち着きどころを探る展開となりそうだ。


 この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏経常収支(4月)が予定されている程度で手掛かり難。日銀の黒田総裁の会見が行われているほかは、目ぼしい金融当局者の講演イベントは予定されていない。インタビューや観測報道などに気を付ける必要がありそうだ。