【これからの見通し】先週末の米雇用統計後のドル売りが尾を引くのか、ドル指数底入れ示唆も

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 週明けは前週末からのドル安水準で取引を開始している。ドル円は109円台半ばから前半をうかがっている。ユーロドルは1.21台後半に高止まり。


 先週金曜日に発表された5月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが事前予想を下回り、回復期待先行のマーケットはネガティブ・サプライズの反応を強めた。ドル相場に売り戻しの動きが強まった経緯がある。


 ただ、ドル指数の動向を観察すると、案外と底堅さもみられている。先週木曜日のドル高方向に傾いたが、金曜日の米雇用統計後のドル売りでは木曜日の上昇を消すには至らなかった。具体的には21日移動平均線でサポートされて、週末を迎えていた。また、ドル指数のMACD(マックディー)は底入れを示唆しており、ドル高への方向性が優勢になっている。


 この後のロンドン市場では、再びドル売りが強まるのかどうか。ドル指数の21日線がサポート水準として維持されるのかどうか。ドル円相場にとっては、109円台前半、ユーロドルにとっては1.22近辺でドル安の動きが落ち着いてくるのかどうかが注目されよう。


 きょうはスイス消費者物価指数(5月)の発表、英中銀銀行監督統括ブリーデン氏の講演が予定されている。目立った経済指標や金融当局者発言イベントの予定はみられず、値動き主導の展開となりそうだ。